ソウが小学5年生になった時、我が家はZ会小学生コース専科「公立中高一貫校 適性検査5年生」を受講し、3ヶ月でやめてしまいました。
受講停止の経緯はこちらの記事に書いてあります。
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この記事を書いた後、我が家は市販の公立中高一貫校対策の問題集に継続的に取り組もうと思っていました。
思っていました…(笑)
詳しい経緯は後ほど述べますが、想像以上に取り組まなくて…(^^;;
ソウが小6になり、Z会の「公立中高一貫校 適性検査6年生」をあらためて受講することにしました。
相変わらず迷走中のポンコツな我が家です(^^;;
まだ4月号を終えたばかりですが、せっかっくなので「公立中高一貫校 適性検査6年生」の学習内容と学習の進め方などをご紹介しますね!
Z会小学生コース専科「公立中高一貫校 適性検査6年生」はどんな講座?

あらためて、Z会の「公立中高一貫校 適性検査」とはどんな講座なのか、簡単にご説明しますね。
まず、Z会小学生コースには「本科」と「専科」があります。
- 本科:主要5教科の講座
- 専科:作文、思考・表現力、適性検査などの目的別講座
「公立中高一貫校 適性検査」は、小5・小6を対象としたZ会小学生コース専科(目的別講座)のひとつです。
「公立中高一貫校 適性検査6年生」は、4月~12月の9ヶ月間で実戦的な力を養うカリキュラムになっています。
Z会「公立中高一貫校 適性検査6年生」のカリキュラムと学習回数
「公立中高一貫校 適性検査6年生」の毎月の学習回数は、5年生と比較すると2倍に増えています。
5年生 4月~9月 | 5年生 10月~3月 | 6年生 |
---|---|---|
通常学習 月2回 | 通常学習 月2回 | 通常学習 月4回 |
難関校対策 8月 (1回) | 難関校対策 12月・3月 各月1回ずつ | 難関校対策 毎月1回 |
添削課題 月1回 | 添削課題 月1回 | 添削課題 月2回 理系・文系各1回 |
難関校対策は毎月取り組むことができます。
提出する添削課題が理系と文系のテストに分かれるので、2回に増えました。
毎月のカリキュラム詳細は、Z会公式HPでご確認ください。
Z会小学生コース専科「公立中高一貫校 適性検査」カリキュラム
Z会「公立中高一貫校 適性検査6年生」の難関校対策特別回
「公立中高一貫校 適性検査6年生」では、難関校対策の特別回が毎月実施されるので、
以下の学校を受検する予定なら、Z会「公立中高一貫校 適性検査6年生」に取り組むことをオススメします。
『特別回』推奨の難関校
茨城県 | 茨城県立水戸第一高等学校附属中学校 茨城県立土浦第一高等学校附属中学校 茨城県立並木中等教育学校 |
---|---|
埼玉県 | さいたま市立浦和中学校 |
千葉県 | 千葉県立千葉中学校 千葉県立東葛飾中学校 |
東京都 | 東京都立小石川中等教育学校 東京都立武蔵高等学校附属中学校 東京都立桜修館中等教育学校 東京都立三鷹中等教育学校 東京都立大泉高等学校附属中学校 東京都立両国高等学校附属中学校 東京都立南多摩中等教育学校 東京都立立川国際中等教育学校 千代田区立九段中等教育学校 |
神奈川県 | 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校 横浜市立南高等学校附属中学校 |
長野県 | 長野県屋代高等学校附属中学校(※) |
京都府 | 京都市立西京高等学校附属中学校(※) |
長崎県 | 長崎県立佐世保北中学校(※) 長崎県立長崎東中学校(※) 長崎県立諫早高等学校附属中学校(※) |
宮城県 | 宮城県立宮崎西高等学校附属中学校(※) |
- (※)の学校は、特別回の取り組みは必須ではありませんが、より万全に対策したい場合に推奨します。
Z会「公立中高一貫校 適性検査6年生」の受講費用
「公立中高一貫校 適性検査6年生」の受講料金はコチラ。
1ヶ月あたり | 9ヶ月合計 | |
---|---|---|
毎月払い | 4,000円 | 36,000円 |
6カ月 一括払い | 3,800円 | 34,200円 |
12カ月 一括払い | 3,400円 | 30,600円 |
- 公立中高一貫校 適性検査6年生は、4月開講・12月終了です。
- 12カ月一括払いは、9カ月分(2025年4月~2025年12月)の費用合計となります。

5年生と比べて毎月300円位しか変わらない…!



6年生は内容が倍増しているから、お得感あるね♪
Z会「公立中高一貫校 適性検査6年生」学習の進め方


Z会の「公立中高一貫校 適性検査6年生」の1ヶ月の学習内容はコチラ。
- 通常学習 ×4回
- 難関校対策特別回 ×1回
- 添削課題 ×2回
ここでは「通常学習」と「難関校対策特別回」の学習の流れをご紹介しますね。
公立中高一貫校 適性検査6年生の通常学習
「公立中高一貫校 適性検査6年生」の通常学習は4回分あります。
ここでは、4月号・第2回「平面図形をとらえる」の学習の流れをご紹介します。
「ココがカギ」
学習内容と出題イメージをつかむ
- 今回の学習内容とポイントを確認する
- 実際の過去問を見て、出題イメージをつかむ


4月号・第2回「平面図形をとらえる」の出題イメージとして、東京都千代田区立九段中等教育学校(改)の図形問題が紹介されていました。
- 実際の過去問を紹介するだけで、Z会による解答・解説はありません。



条件を読み間違えたらアウトだな…
ソウは「文章からして面倒そうな問題」という印象を持ったようです。
そこで今回のポイントを確認☆


条件をしっかり整理するために「線を引いたり、図形を描いたりしながら考える」ことが大切なんですね。
「例題1」
考え方を学びながら解く
- ヒントなしで解く
- 考え方を読んで、もう一度解く
- 解き方の手順のまとめを確認する
「例題1」は、まずヒントなしで解くことからスタート。


問題を解いたら、『考え方』を読んで、自分の解き方と違いがないか確認。



答えは正解だったけど、考え方を読んだらもっと楽に解けそうだった!
『考え方』を理解したら、もう一度解いてみます。



考え方を読むだけでなく、実際に解くことで定着しやすくなります
最後に、例題1の解き方の手順を再確認します。


「例題2」
繰り返し考えを学びながら解く
「例題1」と同様の流れで問題に取り組みます。
- ヒントなしで解く
- 考え方を読んでもう一度解く
- 解き方の手順のまとめを確認する
「練習問題」
実戦的な問題に挑戦する
- 実戦的な問題に取り組む
- 解答・解説冊子で復習する


4月号・第2回「平面図形をとらえる」の練習問題は、大問1~3で3ページ分。
ちなみに、大問3は実際の過去問(東京都立小石川中等教育学校・改)でした。
問題を解いたら、解答・解説冊子で答え合わせをします。


解答・解説冊子に『考え方』が丁寧に書かれているので、しっかり読み込みます。



説明はカラーでわかりやすいよ
「もっと深める」
学びを深めるおまけコンテンツ


4月号の解答・解説冊子には、第1回~第4回まですべてのテーマに『もっと深める』というコンテンツがありました。
豆知識・雑学的な興味深い内容もあり、各テーマの知識が深まる・増える良いコーナーだと思いました!
答え合わせだけで終わらせず、『もっと深める』もじっくり読むのがオススメです。
公立中高一貫校 適性検査6年生の難関校対策特別回
「公立中高一貫校 適性検査6年生」は毎月1回、難関校対策の特別回があります。
特別回に取り組まなくても、添削課題を提出することができます。
受検予定の学校で長文や複数資料の読み取り問題が出題される傾向がある場合は、取り組んだ方が良さそうです。
ここでは、4月号の難関校対策特別回の内容と、実際に取り組んだ感想をお伝えします。
「練習問題」
文字ビッシリ・記述たっぷり
難関校対策特別回の練習問題は大問1と大問2で、計6ページ。
目標時間は25分。
「25分でこんなに読んで解いて書くの?!」というボリュームです。


資料も問題文も設問も、文字がとにかく多い!
記述問題が何問かあるのですが、記述が苦手な子だと25分で全問書き終わらないのでは。。
文章とデータを正しく読み取り、
細かい数字をミスなく計算し、
条件に合うわかりやすい文章を考え、
短時間でまとめて適切な文字数で記述する…
やることありすぎて、大変!!
6年生でこんな問題に挑戦するのか…と思った私。
ソウより先に、試しに挑戦してみました。
結果、
25分ギリギリで問題をすべて解くことはできました。
でも、計算ミスをしたり、記述内容がイマイチだったりで。。。
「この内容なら不合格だ…」と思いました。



さすが難関校対策…
その後、ソウが練習問題に挑戦したところ、私よりはできていました。
悔しかったです。



小数の計算とか細かくて面倒だったけど、記述よりはマシだった
「答え合わせ」
考え方をじっくり理解する
解答・解説冊子の『考え方』も、6ページ分びっしり書いてあります。
問題冊子と同じようなびっしり感。
さらっと読める箇所は少ないので、気合いを入れて読んだ方がいいです。



解説読むのが疲れる



読めば納得だけど、得点できる書き方を特訓しないとね
ソウが間違えた問題の『考え方』は、何度か音読させました。
黙読でもいいのですが、途中から目が泳いでいたので(笑)
「1~2ヶ月後に同じ問題やったら、今度は解ける?」とソウに聞いたところ…



自信ないけど頑張る
難関校対策特別回は、総合的な力がつきそうな内容でした。
親子ともに充実感でいっぱい!
これからもコツコツがんばっていきたいと思いました☆
(親も取り組む所存)
Z会「公立中高一貫校 適性検査6年生」の添削問題
Z会「公立中高一貫校 適性検査6年生」の添削課題についてご紹介します。
6年生の添削課題は理系と文系に分かれているので、合計2回テストに取り組み、提出します。
理系・文系ともに、目標時間は25分。
各50点、理系・文系あわせて100点です。
- 2025年度4月号の場合は、2026年5月31日まで提出できます。
添削問題と解答冊子が一緒に届くのですぐ採点できる


5年生の時の適性検査講座は、テキストと添削問題が一緒に送られてきて、ピンク色の「答えと考え方」という解答・解説冊子は課題提出後、添削結果が出てから郵送されていました。
(ネット上のマイページで添削結果や解説を見ることができたので、不便ではありませんでしたが)
もしかしたら、2025年度から変更になったのかもしれませんが…
今年は『テキスト+添削問題+解答・解説冊子』が同時に送られてくるようになりました!
複数回に分けて教材が届くよりは、一度に入手できた方が少し便利に感じます。
添削課題の提出も返却も my Z(マイゼット)でスムーズ
5年生の時にはなかったZ会のシステム『my Z(マイゼット)』。
旧Z会マイページがリニューアルされたもので、以前より利便性が良くなりました。
『my Z(マイゼット)』のアカウントをLINEアカウントと連携すると、LINE上で学習状況や添削結果を見ることができるんですよ♪
『my Z(マイゼット)』をLINEで開いた画面がコチラ。


『今日の学習状況』は、公立中高一貫校対策講座は対象外で表示できないようですが…
「利用可能な学習サービス」の中に答案提出アプリへのリンクがあるので、課題提出も少し楽になりました。
「学習状況詳細」からは、学習結果一覧や添削結果を確認できます。
参考までに、LINE画面はコチラ。(添削の詳細ページはお見せできませんが)


添削結果はPDFダウンロードもできるので、データとして保管することもできます。
添削コメントと解説を読んで理解度UP


実際の問題用紙は公開しないので、文字で添削コメントの様子をお伝えしますね。
理系と文系で別の方が添削されていましたが、今回はどちらの先生もコメントがきめ細やかでした。
全問題のうち、9割くらいはコメントを書いてくれていましたね。
間違えている問題には考え方を丁寧に説明してくれて、正解でもよく書けているポイントを褒めてくれて、



やっぱりZ会の添削大好き♡
…と思いました(笑)
私からは出てこない褒め言葉やコメントの数々。。。うれしいし助かります。
加点ポイントや減点される要因がわかりやすいので、受検する場合は、Z会の添削サービスは本当に参考になると思います。
Z会「公立中高一貫校 適性検査6年生」のメリット・おすすめポイント


Z会「公立中高一貫校 適性検査6年生」のメリット・おすすめポイントをお伝えします。
- 問題を解くための「考え方」がわかりやすい
- 詳しい解説冊子がテキストと一緒に届くようになった
- 加点・減点の基準がわかりやすい
- 難関校対策「特別回」が毎月実施で総合的な力が鍛えられる
- やっぱりZ会の添削内容はすばらしい



我が家も6年生は最後まで受講するつもりです!
Z会「公立中高一貫校 適性検査6年生」のデメリット・イマイチな点


- やはり問題数が豊富とはいえない
5年生に比べると、6年生の学習内容はかなりお得感があります。
でも、実際に受検する場合は、基礎教科力を高めるための教材を併用した方がいいと思います。
Z会では、Z会小学生コースとの併用をおすすめしていますね。
ちなみに我が家は、基礎学習用に相変わらず「すらら」を受講しています。
Z会「公立中高一貫校 適性検査6年生」受講再開した3つの理由


記事の最後になりますが…
我が家がZ会の「公立中高一貫校 適性検査」を6年生から再開した理由を語ります。。。
- 市販の問題集をつい放置しがちになってしまった
- 記述問題の解答の良し悪しが判断できない時があった
- プロに添削してもらう方が安心感がある
⇑
簡潔に言うとこんな感じです。
ここから盛大な言い訳を語ります。
興味ない方はスクロールしちゃってください。
Z会の適性検査講座5年生の問題数が少ないし、ソウが既習の内容も多いからと、我が家は市販の公立中高一貫校対策問題集を購入しました。
そして、Z会の講座は停止して、問題集を使って適性検査タイプの学習に取り組むつもりだったんです。
でも、5年生では、Z会中学受験コース(算数)や「すらら」ばかりに取り組んで、問題集はついつい忘れがちになり放置してしまい…
結果として、適性検査タイプの問題は少ししか取り組まなかったんです(^^;;
なぜか?
私もソウも、Z会中学受験コースの月例テストのように締め切りがあると必死に取り組むタイプなんです。
「すらら」に締切はないのですが、どんどんクリアしたくなるゲーミフィケーション機能があるので、ついつい取り組んでしまうんですよね。(それはそれで良いことですが)



すららはイベントもあるしね!
締め切りや強制力のない問題集は、自然と置き去りに。。。
また、市販問題集の内容は良かったのですが、私がソウの解答を添削した時に、
「これは正解…正解っぽいけど、少し直した方がいい気がする…。でもどうやってソウに伝えたらいいのかな…」
と、微妙に迷うことがあったのです。



プロに添削してほしい…
Z会の添削先生が恋しくなりましたね。
別に受検しないならいいかもしれませんが、やっぱり6年生では適性検査タイプの学習をしっかり取り入れたい!
やっぱり我が家はZ会にお世話になろう!と思い至ったわけです。
そういうわけで、適性検査タイプの学習を強制的にできるように受講を再開しました!
私も学び直しの良い機会になりそうで楽しみです。
6年生の12月まで親子でがんばります♪


【Z会小学生コース(3~6年)とは…】
5教科(国算理社英)+プログラミング学習、英語、目的別講座から、1教科・1ヶ月から必要な教科を組み合わせて受講できるZ会の通信教材です。
「目的別講座」とは、小学生コース専科の4講座のことです。
– 思考・表現力(3,4年)
– 作文(5,6年)
– 公立中高一貫校 適正検査(5,6年)
– 公立中高一貫校 作文(6年)
本科を受講していなくても、専科だけでも受講可能です。
Z会小学生コースの主要5教科・目的別講座は紙の教材で学びます。
英語・プログラミング学習はスマホ or タブレット or PCが必要。
プログラミング学習は、本科を1教科でも受講していれば追加費用なしで受講できます。
小5・小6の「英語」は、外国人講師によるオンライン英会話レッスン(月1回)が付いているのがおすすめポイント☆
小学生コースの教科やレベル変更、途中解約はウェブ上で簡単にできます。
【小学生コースの海外受講について】
海外住所への紙教材発送サービスは2024年度末で終了しました。
- 小学生コース 小5 or 小6の資料請求で、「作文」「公立中高一貫校 適正検査」「公立中高一貫校 作文」の資料ももらえます。
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