我が家は、2023年2月からZ会中学受験コース4年生を受講中です。
Z会中学受験コース4年生がスタートして、もうすぐ半年。
このへんで一度、各教科の評価?本音レビュー?を書こうと思います。
この記事では、Z会中学受験コース4年生「国語」についてお伝えしますね。
3年生「国語」のレビュー記事は以下をご覧ください。
Z会中学受験コース4年生「国語」も基礎固めを重視
Z会中学受験コース4年生を受講して、まだ半年ではありますが、
「国語」は3年生に引き続き、読解力と記述力の基礎固めを大切にしている印象です。
文章は少し難しくなってますけどね
『読みとりのポイント』は2週目に入った
Z会中学受験コース3年生も4年生も、各月の第一回に「読みとりのポイント」について学習します。
上の写真をご覧ください。
いつも字が汚くてゴメン!
写真の上部分は、Z会中学受験コース3年生・5月号「登場人物の気持ちを読みとる」。
写真の下部分は、Z会中学受験コース4年生・3月号「いろいろな気持ちの表げん」。
「気持ちの読みとり方」のポイントが同じですね~
テーマがほぼ同じなので、読みとりのポイントも同じ。笑
そういえば3年生でもやったな~
復習というか、読みとりポイントの学習が2週目に入っている印象です。
この例では、3年生も4年生もポイントの内容が全く同じですが、月毎のテーマによっては4年生の方がより具体的に説明されています。
Z会中学受験コース4年生「国語」は、3年生に続いて、まだまだじっくり基礎を養う段階なのだなぁと感じます。
読解問題・記述問題の数は、さほど変わらず
2023年7月現在、Z会中学受験コース4年生「国語」のテキストは7月号までしか届いていません。
現時点では、3年生と4年生「国語」の文章量に大きな違いは感じていません。
問題数も確認しましたが、3年生と比較しても、そこまで増えていません。
問題数も文章量も変わってない感じです
実は、Z会中学受験コース4年生「国語」は、後半から読解問題の文章量が500文字ほど増えるらしいんです。
8月号から増えるのか、9月号以降になるのか、まだわかりません。
後半、4年生「国語」の文章量が増えたら、レビューを追記したいと思います。
Z会中学受験コース4年生「国語」がレベルアップした件
Z会中学受験コース3年生と比較して、Z会中学受験コース4年生で変わったこと…
特に、難しくなったことや、レベルアップしたことについてお伝えします。
文章難易度UP → 学習時間が少し増えた
3年生に比べて、Z会中学受験コース4年生の「国語」の学習時間は少しだけ増えました。
理由としては、読みとり問題の文章が少し難しくなってきたことが挙げられます。
文章を読むのに時間がかかっているようです
文章が難しくて読みにくいと、内容が頭に入ってきにくい、要点が見つけにくい…などと、どんどん悪循環になり、時間がすごくかかってしまいます。
ソウの場合は、特に物語文が苦手。
例えば、気持ちを読みとるポイントの
…これらは特に苦手ですね。
ソウが想像する『登場人物の気持ち』が、
斜め上というかズレてるというかピント外れというか…
どう考えても、ここは悲しい気持ちでしょ!?
えっ!?オレならうれしいけど…
ソウの気持ちじゃなくって!
この子の気持ちを考えて~!
『じょう景から読みとる』の例を挙げます。
例えば、
…という情景。
文脈にもよりますが、
登場人物のさみしさとか、悲しさとか、落ち込んでいる状態とか、けだるい気持ちとか、退屈さとか…
そんな雰囲気を「雨」で表現していることが多いと思います。
でも、ソウは
雨いいじゃん!オレ雨好きだし!
…という具合なんです。
傘持って水たまりに入りたーい!
雨の日も、ソウは楽しく過ごしているので…
しとしと雨なら「カエルとかカタツムリいるし、楽しい~!」ってイメージなんです。
経験不足というか環境のせいというか…
少し話がそれましたが、
Z会中学受験コース4年生の「国語」では、3年生と比べて少し大人っぽい物語文が扱われています。
登場人物の気持ちを読みとるにも、きちんと文章を読んで、正しく場面を想像する必要があります。
ソウの経験不足ゆえに、文章を読むのに時間がかかるのも当然といえば当然です…。
いろいろなテーマの文章を読んで、読みとりのコツを体得してもらうしかないですね。
月例テストが月2回に増えた
Z会中学受験コース4年生「国語」の月例テストは、月2回に増えました。(※3年生の時は月1回)
イメージとしては、
約2週間で、学習×3回 + 月例テスト1回
…これだけ終わらせる感じです。
提出目標日は、
1ヶ月全体では、「国語」の学習×6回 + 月例テスト2回…になりますが、
15日に1回目の月例テストを提出するためには、毎月14日までに国語の学習を3回分終わらせる必要があります。
他教科との兼ね合いもあり、スケジュール管理が少し大変になりました。
慣れれば大丈夫ですけどね
『読みとりのまとめ』が追加された
Z会中学受験コース4年生の国語では、
『読みとりのまとめ』という学習回が追加されました。
※『トータル指導プラン』のみですが…
Z会中学受験コース「国語」は、上の写真のように、学習が前半3回と後半3回に分かれています。
前半・後半ともに、第1回の目次にご注目。
…と書いてあります。
参考に、Z会中学受験コース「国語」5月号の画像をご覧ください。見えにくいけど。
それぞれの内容はこんな感じ。
【読みとりのポイント】
当月テーマの読みとりポイントについて、多角的にざっくりと説明されている
【読みとりのまとめ】
読みとりポイントをおさえつつ、実際の問題文について詳しく説明されている
Z会中学受験コース3年生の国語では、最初に読みとりポイントを学んで、練習問題を解くだけでしたが、
4年生の国語では、毎月後半の学習で
を確認しながら進めてくれるのです。
基礎の固め方がレベルアップしてる!
中学入試向けの基礎!って感じ~
読解問題で入試頻出テーマを扱う
Z会中学受験コース4年生「国語」について、Z会中学受験コースの公式サイトに以下のような記述があります。
難関中学校の入試では大人向けに書かれた文章もよく出されます。小学生にとって通常の生活範囲内では出合いにくいテーマも多く、訓練なしに読み解くのは困難です。中学受験コースでは、文章の読みとり方だけでなく、テーマごとに重要な考え方や対比される価値観などを4年生の段階から扱います。
Z会中学受験コース 本科:カリキュラム・教材見本[国語]より
Z会中学受験コース「国語」は、4年生から中学入試頻出のテーマを扱うと明記されています。
でも、具体的なテーマは書いていません…。
そこで、Z会中学受験コース4年生「国語」のテキスト2月~7月号を引っ張りだして、どんなテーマがあるのか自分で調べてみました。
読解問題が多すぎて細かいテーマに分類するのは無理でしたが…(ポンコツ…)
非常にざっくり分けると、こんな感じです。
Z会中学受験コース4年生「国語」の物語文・説明文は、小学4年生の子どもにとって
「普段、あまり接していない」
「経験したことがない」
ような内容の文章が多いかもしれません。
ただ、よく読みこむことで、身近に感じられる、自分事として考えられるようなテーマが取り上げられています。
中学入試といっても、学校ごとに文章問題の傾向は異なります。
でも、小学生が受験する…ということで、やはり身近なものが「国語」の読解問題のテーマとして取り上げられやすいのかな?と思いました。
馴染みのない言葉や方言などが出てくる
Z会中学受験コース3年生の国語でも、ソウの知らない言葉、普段使わない表現などを含む文章に触れてきました。
Z会中学受験コース4年生の国語は、さらに馴染みのないテーマや言葉が出てくるようになりました。
例えば、
上の画像は、Z会中学受験コース4年生「国語」の月例テストの文章の一部です。
冒頭のセリフを抜粋します。
リン、おまえに、『高浜や』ばついでほしかなんて、おとっさまはいわんばってん
堀直子『長崎少女シェフ物語』(小峰書店)
おそらく長崎弁でしょうか。
ソウは、問題文のはじめから「???」という表情で、
ばついで?はいわん?ばってん?
…と、文章をどこで区切るのか、判別するのも難しそうでした(^^;;
私もスラスラ読めません…
と言っても、Z会中学受験コースの物語文のセリフが方言だらけという意味ではありません。
3年生の国語は、「どこかで方言を見たような…関西弁のセリフが少し出てきたかな…?」というくらいで、基本的に標準語の文章がほとんどでした。
でも、4年生の物語文では、方言や少し昔の言葉遣いをちらほら見かけるのです。
普段、ソウは家と学校以外の人と話すことはほとんどありません。
まして、遠い地域の方言に触れるなんて、なかなかできません。
なので、Z会中学受験コースの国語で、各地の言葉に触れる機会が増えて、正直ありがたいです!
ある地域だけで話されている言葉を方言っていうんだよ~
オレも自分だけの言葉を作ろう~!
それは方言とは言わない…
中学入試のために方言を覚える必要がある、ということではありません。
でも、方言のセリフがわからない時に、文脈から「こういう意味かな?」と推測する練習になりそうです。
前後の場面をしっかり把握する…という訓練になりますね。
Z会中学受験コース4年生「国語」7月号でも、方言のセリフが描かれた物語文が取り上げられています。
セリフの一部をご紹介しますね。
かあちゃん、おらんでも、わたしはもう、うちのこと、なんでもできっちゃ
杉本りえ『100年の木の下で』(ポプラ社)
これは想像つくね
そんなら、ひとつ、あみばうってみまっしょか
丘修三『紅鯉』(岩崎書店)
ちょっと混乱しそう。笑
たぶん、ソウはまた「???」という顔をしそうです。笑
文脈からセリフの意味が想像できるかどうか?
ソウがどこまで読めるか楽しみです(^^)
漢字が少し先取りされるようになった
Z会中学受験コース3年生では、3年生で習う漢字のみを扱っていたのですが、
Z会中学受験コース4年生では、漢字を少し先取りしていくようです。
具体的にどの漢字が先取りされているのか…
テキストや毎日練習ブックを見てみたのですが、細かく調査するのは難しかったです。。(ポンコツなので)
漢字は、先取りしようと思えばいくらでもできる分野ですよね。
中学受験するしないに関わらず、どんどん進めているご家庭も多いのでは。。
我が家は、漢字の先取りをするつもりはなかったのですが、Z会中学受験コースのペースで進めていこうと思います。
Z会中学受験コース4年生「国語」は入試向けの基礎固めにピッタリ
Z会中学受験コース3年生に引き続き、4年生の国語も基礎固めをしっかりしています。
ですが、3年生と比較すると、
- 入試頻出テーマの文章が扱われるようになった
- 文章の内容や言い回しの難易度が上がった
- 読解問題でおさえるべきポイントをより詳しく学べるようになった
…などなど、子どもにとってはより難しいと感じることが増えました。
Z会中学受験コース4年生の国語は、
…ということですね。
3年生は基礎の基礎だったのね
Z会中学受験コース3年生「国語」を受講していなかったとしても、Z会中学受験コース4年生からでも「中学受験国語の基礎固め」は間に合うと思います。
ただちょっと、読解問題の文章が大人っぽいというか、癖があるというか…
普段から大人っぽい本を読んでいる子以外は、最初はかなりとっつきにくいかもしれません。
Z会中学受験コース3年生からやってても難しいから!
中学入試の国語は大人向けの書籍からも出題されるようですしね
国語苦手なソウは、時々テキストを見てフリーズしてます。
Z会中学受験コース4年生の国語の問題を見たい場合は、資料請求すれば無料お試し教材が送られてきます。
受講前に一度教材を見てみることをオススメします。。
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