Ｚ会中学受験コースと進研ゼミ中学受験講座を比較！教材や費用などの違いは？

我が家はＺ会中学受験コースを受講中。

ソウが３年生の時に、Ｚ会以外にも新４年生の通信教材を検討していました。

その時に『進研ゼミ小学講座 考える力プラス 中学受験講座』の資料とお試し教材を取り寄せてみたのです。

『Ｚ会中学受験コース』と『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』を徹底比較した内容について、ご紹介したいと思います！

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Ｚ会中学受験コースと進研ゼミ考える力プラス中学受験講座の共通点

紙のテキストとタブレットを組み合わせて学習を進めるスタイル

『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』と『Ｚ会中学受験コース』は、紙のテキストとiPadやタブレットを組み合わせて学習を進めていきます。

タブレットで録画済みの映像授業や解説授業を視聴し、テキストで問題を解くというスタイルです。
※動作環境については、進研ゼミ・Ｚ会それぞれの「よくある質問」ページで最新情報をご確認ください。

微妙に違うのは、解答・解説の見方でしょうか…。

『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』には、「答えの本」という紙の冊子に答えと解説が載っています。

一方、『Ｚ会中学受験コース』は解答・解説の紙冊子はありません。

iPad・タブレットの「Ｚ会小学生アプリ」で解答と解説動画を見ます。

つまり、『Ｚ会中学受験コース』では、答え合わせの時も iPad・タブレットが必要です。

Ｚ会中学受験コースのテキスト・映像授業

『Ｚ会中学受験コース』の映像授業の画像は、算数の香山泰祐先生です。

香山泰祐先生は、ゆっくりおだやかな話し方で、簡潔にわかりやすい説明をしてくれます。

『Ｚ会中学受験コース』の映像授業は、電子ホワイトボードにテキストを反映させて、先生がホワイトボードに書き込みながら解説をしてくれます。

『Ｚ会中学受験コース』のテキスト「エブリスタディアドバンスト」の算数を見てみましょう。

『Ｚ会中学受験コース』のテキストはシンプルで、無駄な説明はありません。

カラーの使い方も最低限で、キャラクターもいません。

進研ゼミ中学受験講座のテキスト・映像授業

我が家は『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』を実際に受講していないので、算数の重本一臣先生の映像授業サンプルのスクリーンショットを撮らせていただきました。

映像授業を視聴したところ、話し方は少し速いけれど、説明はとてもわかりやすかったです。

『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』の算数のテキスト（お試し教材）を見てみます。

『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』のテキストは、イラストのキャラクターと一緒に考えていきます。

キャラクターが説明したり、ヒントを出したりしている箇所は、子どもがつまづきやすいポイント。

すぐに答えを見ずに試行錯誤するきっかけになりそうですね。

Ｚ会も進研ゼミも家庭で学習しやすいよう設計されている

近年、オンライン受講できる塾や通信教育サービスが増えていますが、Ｚ会も進研ゼミも、昔から通信教育サービスを提供している老舗中の老舗。

他社のオンライン教育サービスにも素晴らしい教材や映像授業が用意されていますが、

通信教育ならではの

という工夫・システムは、圧倒的にＺ会や進研ゼミが優れていると感じます。

具体的には、以下のような点でＺ会と進研ゼミは優れていると思います。

• 最低限の学習時間で最大限の学習効果を得られる工夫
• 適切な教材・問題料で、家庭で無理せず継続できる工夫
• 保護者も子どもも、先生やスタッフに質問できるサポート体制

実際のところ、塾なし家庭で保護者が子どもの学習をサポートする時に、「やりすぎは禁物」だと実感しています。

無理な学習をしようとすると、親子ともに精神的に辛くなる場面があると思います。

特に中学受験向けの勉強は…。

その点、Ｚ会や進研ゼミの教材を見る限り、内容的にも量的にも「これならなんとかいける」と思えます。

Ｚ会が良問なのは知っていましたが、進研ゼミ中学受験講座のテキストも演習問題も、よく練られた質の高さを感じました。

どちらも、子どもの思考力を高める工夫がちりばめられています。

学習量をやみくもに増やさず、高い学習効果を狙う…。

Ｚ会と進研ゼミの両方からそんな意気込みを感じます。

サポート面では、私は以前、Ｚ会に電話して学習の進め方について相談したことがあります。

専門スタッフからアドバイスをいただき、とても助かりました。

Ｚ会中学受験コースと進研ゼミ考える力プラス中学受験講座を徹底比較

『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』と『Ｚ会中学受験コース』の各項目について比較してみました！

Ｚ会中学受験コースvs進研ゼミ中学受験講座：受講費用を比較

『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』・『Ｚ会中学受験コース』の受講料金について比較してみます。

受講内容を同等レベルにするため、Ｚ会中学受験コースは「４教科・トータル指導プラン」を受講した場合で比較します。（２０２３年度）

	進研ゼミ 毎月払い	進研ゼミ １年分 一括払い	Ｚ会 毎月払い	Ｚ会 １２カ月 一括払い
４年生	7,870円	7,480円	19,200円	16,320円
５年生	7,870円	7,480円	23,200円	19,720円
６年生	7,870円	7,480円	24,000円	20,400円

進研ゼミの中学受験講座と比較すると、Ｚ会中学受験コースの受講料金はやはりお高いですね…。

というか、進研ゼミが安すぎる？！

そして、ビックリしたのは、『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』の受講料金が４年生から６年生まで変わらないこと！ ありがたいですね…！！

５年、６年と料金が高くなるのが当たり前かと思ってました…！

Ｚ会中学受験コースvs進研ゼミ中学受験講座：講座レベルを比較

『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』・『Ｚ会中学受験コース』ともに中学受験対策の通信教育ですが、対象となる中学校のレベルに少し違いがあります。

まず、『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』の公式サイトから引用します。

Q. どのくらいの偏差値の中学をめざせる講座ですか？

A. 教材をきちんとご活用いただくことで、偏差値 55〜65 の私立・国立中学校の合格をめざせる講座です。中学の偏差値（入りやすさ）にかかわらず求められる「知識」や「考え方」を習得できる講座ですが、入試直前期には学校別の過去問対策などが別途必要になります。
※ 過去問対策などは、塾など他の対策方法を選択された場合でも必要になります。
※ 首都圏模試の偏差値を基準にしています。

進研ゼミ中学受験講座「この教材に関するよくあるご質問」より引用

進研ゼミ公式サイトに明記してありますが、『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』は「首都圏模試偏差値５５～６５」の私国立中学校向けの対策講座です。

『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』の最新の合格実績は公式サイトでご確認ください。

一方、『Ｚ会中学受験コース』は最難関中学・難関中学向けの中学受験対策講座です。

偏差値で語るよりは、Ｚ会の対象校を確認してもらう方がいいですね。
⇓
Ｚ会中学受験コース「対象校・レベル一覧」

ちなみに、対象校でなくてもＺ会中学受験コースを受講した方がいい学校もあります。

「志望校はＺ会の対象校ではないけれど、過去問を見ると難問が出ているなぁ」

…そんな場合は、Ｚ会に問い合わせると中学受験コースが必要かどうか教えてもらえますよ。

『Ｚ会中学受験コース』の合格実績は公式サイトをご覧ください。

Ｚ会中学受験コース「2023年 国私立中学度合格実績」

Ｚ会中学受験コース「2023年度 Ｚ会員公立中高一貫校合格実績」

Ｚ会中学受験コースvs進研ゼミ中学受験講座：コース種類を比較

『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』は私国立中学受験の対策講座です。

進研ゼミの講座で国私立中学受験に特化した講座は『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』のみ。

４教科セットでお手頃価格ですが、１教科のみの受講はできません。

ちなみに、『進研ゼミ 考える力プラス講座』は、公立中高一貫校受検に向けて４教科の応用力を身につけるコースです。

『Ｚ会中学受験コース』は国私立中学向けの対策講座で、Ｚ会の中学受験対策講座の中でも特に有名な定番コース。

１教科１ヶ月から受講可能な柔軟性に富んだコースです(^.^)

Ｚ会で公立中高一貫校対策をする場合は、５・６年生からの『Ｚ会小学生コース専科：公立中高一貫校受検対策講座』がおすすめ。

公立中高一貫校のみを受検する予定でも、志望校のレベルや適性検査の内容によっては『Ｚ会中学受験コース』の受講も検討するといいかもしれません。

詳しくはＺ会に問い合わせてみてくださいね。

Ｚ会の中学受験の対策コースは、通信の中学受験コースだけではありません。詳しくは、以下の記事を参考になさってください。

Ｚ会中学受験コースvs進研ゼミ中学受験講座：学習時間を比較

『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』は、１日６０分の学習時間を目安に作られています。
※ ４年生は１か月に約２０日間、５・６年生：1か月に約２６日間活用した場合の目安

『Ｚ会中学受験コース』は学年が上がるにつれ、１日あたりの学習時間が増えていきます。

上記には、映像授業や解説動画の視聴時間は含まれていません。

高学年からの志望校別対策なども加えると、それなりの学習時間を確保する必要がありますね。

Ｚ会と進研ゼミ、目的をもって選べばどちらも良質な通信教育

『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』の資料を取り寄せてみて、志望校の偏差値が５５～６５あたりなら、かなりコスパの良い中学受験対策ができるのでは、と思いました。

我が家はまだ志望校を決めていませんが、志望校次第では『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』への切り替えもアリかも！と思ってしまいました(^.^)

息子のベレー愛が続く限りは、我が家は『Ｚ会中学受験コース』を続けますが…

『進研ゼミ 考える力プラス 中学受験講座』もかなりオススメできる教材です！

Ｚ会も進研ゼミも、資料請求して実際にテキストや問題を見てみてくださいね(^o^)/

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